
タイトルについて 「投資の公理」という邦題になっているが、前書きの中で市場において「公理」は間違っていると書いてある。 モデル化や予測を試みているシステムに人間の活動が介在するあらゆる領域では、公理的な思考は本質的に危険である。 「投資の公理」P.15より なのだが、タイトルは「投資の公理」となっており、訳者?出版社?は何を思ってこのタイトルにしたのだろうという感じがする。 原題は「10½ Lessons from Experience: Perspectives on Fund Management」となっており、公理ではないのではないのだろうかと思う。 しかも、章立ての中では教訓1、教訓2となっており「投資における教訓」とか...