米国株 クラウドフレアの株を買うかどうか散々悩んでとりあえず買ってみた 株式投資

クラウドフレア、Webインフラとセキュリティ会社の概要 クラウドフレア(Cloudflare)が最近気になる。 クラウドフレア(Cloudflare)はCDN、オブジェクトストレージ、ネットワークサービス、DNS、ロードバランサなどWebインフラに関わるサービス群を扱っている企業である。 AmazonのAWSやMicrosoftのAzure、CDNではAkamaiの競合となるクラウドサービスである。 クラウドフレアのサービスは私も利用していて、このサイトをホスティングするのに利用している。クラウドフレアに乗り換える前はNetlifyを使っていた。両方とも静的サイト(DBを使わずに提供するページ)のホストに強みを持っている。...

読んで良かった投資に関する本のまとめ

読んで良かった投資に関する本のまとめ 特段ものすごい金融資産を持っているわけでも、際立って良い成果を残しているわけではないけれど、読んで面白かった投資に関する本をまとめる。 こういうのをまとめておくことで、後で自分で振り返ることもできるし、以前は誰とかどういう考えに影響されていたかわかり、そこと現在の自分を比較することもできるはず。 バリュー投資アイデアマニュアル この本の良さは章のタイトルがバリュー投資の中での手法の名前になっていることで、個々の手法はどういう着眼点に基づき、どういうギャップを突いて差益を出そうとしているのかを説明してくれているところだ。 自分がバリュー投資家だと思う人間は、選んだ銘柄に対して、この本に出てくるど...

2022年7月の取引

7月の総括 日経平均が26000円台くらいの時に買い増ししていた。長期保有して、配当の上がりで食べていくのが目的なので物色するのは配当利回りが高い、具体的には配当利回り2.5%以上ぐらいを目安として、かつ安定的に配当できそうな業種を物色している。 7月重点的に見ていたのは化学関連である。化学の知識が高校の化学Iで止まっているので何が起きているか分からないから買えないなと思っていた。しかし、まあ分からないことは調べるかくらいの気持ちで色々調べ始めた。 すると、化学反応を使って便利素材や製品を生み出していく化学メーカーはなんとすごいのだろうという尊敬の念に囚われ、すぐにでも買おうという気持ちになった。 化学関連は7月三菱ケミカルグループ...

日本株 株式投資 アジアパイルホールディングス  銘柄分析

コンクリートパイル大手、アジアパイルホールディングスの概要 建物の基礎建設業者であるジャパンパイルを子会社に持つ持株会社であり、ベトナム・ミャンマーに海外子会社を持っていてアセアン市場での拡大を目指している。 日本国内では、コンクリートパイルの新工法である「Smart-MAGNUM工法」の販促で大型案件の受注を獲得するなどコンクリートパイルの受注が順調である。 沿革としては2005年に大同コンクリート工業株式会社、株式会社ジオトップ、ヨーコン株式会社の3つが経営統合されてジャパンパイル株式会社となる。 2015年にジャパンパイル株式会社から商号変更し、持株会社に移行したことでアジアパイルホールディングスとなった。 国内比率が高めで、...

日本株 株式投資 トクヤマ 4043 銘柄分析

大手総合化学工業メーカー、トクヤマの概要 トクヤマは、1918年にソーダ灰(炭酸ナトリウム)の国産化を目指して岩井勝次郎によって設立される。現在、ソーダ灰の製造を行っている国産唯一のメーカーであるようだ。 ソーダ灰はトクヤマのHPによると 板ガラスおよびガラス製品類の原料、石けんの原料、鉄鋼業での脱硫剤(脱硫とは、有害な硫化水素を無害化するためのプロセスらしい)などに使われている。 その後、セメントや無機化学品など様々な分野に進出し、現在は半導体用シリコンの世界大手でもある。 化成品がメインかと思いきや、売上高として一番大きいのはセメントであった。 次いで化成品、電子材料と続いている。電子材料は、半導体用のシリコン・シリカ・放熱剤な...

日本株 株式投資 田辺工業 1828 銘柄分析

新潟県地盤の化学プラントと主体のプラント工事会社、田辺工業の概要 田辺工業は、1921年に新潟県糸魚川市で個人経営の田辺鉄工所として創業された。 1935年に法人組織に成り、その後1969年に田辺建設会社の機械電気部門が分離して株式会社としての田辺工業ができる。 現在は東証スタンダード市場に上場している。(2022年7月現在) 化学・医薬・食品のプラントの設備・装置やシステムの設計・製作・施工・メンテナンス等の産業プラント設備工事が会社の中核事業である。 電気計装工事、送電工事、設備保全工事などプラントの電気設備や太陽光発電設備の設計や施工、送電用鉄塔の建設なども行なっている。 半導体やEV、電子材に関連する需要の伸びから、それらの...

日本株 株式投資 クラレ 3405 銘柄分析

化学品・繊維・樹脂メーカー、クラレの概要 クラレは、1926年に化学繊維レーヨンの事業化のために岡山県倉敷市に設立された。 1950年には国産の合成繊維ビニロンを世界で初めて事業化する。 その後は、ポバール樹脂・人口皮革、ポリエステルなど新しい樹脂・繊維事業を相次いで立ち上げていく。 ポバール樹脂や光学用ポバールフィルム、水溶性ポバールフィルムなどで世界1位のシェアを誇る。 ポバール樹脂はクラレのサイト によると、水に溶ける性質・耐油性・耐薬品性を生かしてビニロン繊維の原料・繊維加工のり剤・フィルム原料・接着剤などに使われているようだ。 ビニロンはアスベストの代替としてセメント建材やゴムの補強に使われており、燃焼してもダイオキシンや...

国内株 大塚ホールディングス 銘柄分析 4578

国内製薬大手大塚ホールディングスの概要 大塚グループは、1921年に徳島県鳴門で化学原料メーカーとして創業された。 1921年当初は炭酸マグネシウムの販売事業しかなく、単品メーカーからの脱却のために点滴注射液事業から始まる医薬品製造を開始する。 その後1953年には「オロナイン軟膏」、1965年には「オロナミンCドリンク」、1968年には「ボンカレー」を発売するなど医薬品・消費者製品の販売に幅を広げていく。 ポカリの呼称で有名な「ポカリスエット」は1980年に発売され、今ではアジアを中心に20カ国以上で販売されている。 また、1971年から研究所を作り自社創薬への道を拓き1980年には「ミケラン」という薬を初の自社創薬製品として売り...

インドネシア株 グダン・ガラム GGRM 銘柄分析

インドネシアのタバコメーカーグダン・ガラムの概要 グダン・ガラムはインドネシアの大手タバコメーカーである。1958年に東ジャワのケディリで創業された。クレテックと呼ばれるインドネシアで主に吸われているタバコの葉にクローブや香料を混ぜたものを製造している。 ブランドには Merah Series, Surya Series, GG Mildなどがある。 インドネシアでは成人男性の56%が喫煙し、人口も2.5億人を超えるため巨大なタバコ市場が存在する。 グダン・ガラムのインドネシア国内シェアは27.1%を占めるため男性の割合を50%として、成人男性の割合を70%とすると2.5億0.560.2710.50.7で1300万人もの人にタバコを...

国内株 coly 銘柄分析 4175

女性向け恋愛ゲームの開発・運営会社colyの概要 colyは2014年2月に創業されて、2022年6月現在でまだ8年目の若い会社である。 創業から1年後の2015年3月に恋愛ノベルゲーム「ドラッグ王子とマトリ姫」をリリースする。 以後、順調に作品数と売り上げを伸ばして2021年2月に上場した。 ゲームシナリオに定評があり、Twitterやアプリのレビューを観測するとシナリオが誉められていることが多い。 ゲームに関しては最新作である「&ゼロ」をプレイしてみた。 探偵をするメインストーリーの合間に、各キャラクターたちと仲良くなってそれぞれの個別のシナリオを見ていくのがゲームの流れである。 探偵の捜査部分がミニゲームとなっており、いくつか...