おすすめ本 RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる のレビュー

RANGEを投資にも生かす これは投資本ではない、だが書いてあることは投資にも結びつくなあと思ったので紹介したい。 (なんでもかんでも、投資に結びつけるなんて下品だと思うが当てはまると思ってしまった。) 本の内容は「親切な学習環境」と「意地悪な学習環境」に分けて、物事の習熟の概念を捉え直している。 本書で言う「親切な学習環境」は、行為を繰り返すことができてそれに対して細かいフィードバックがあるようなもののこと。 例えばゴルフやチェスなどの競技や外科医の手術の用な環境のことだ。 「意地悪な学習環境」とは、前提条件が覆ったり周囲の状況によってフィードバックが変わるもののこと。 例えば精神科医や人事担当者、ベンチャーキャピタリストなどが...

マレーシア株 銘柄分析 テナガ・ナショナル TENA

マレーシア最大の電力会社 マレーシア最大の電力会社、テナガ・ナショナルは水力・火力発電や送配電事業をマレーシアだけでなく インドネシア、インドでも行っている国際電力会社である。 再生可能エネルギーへの移行も積極的で、再生可能エネルギーの普及に伴いEV用の充電設備の整備にも取り組んでいる。 Yahooファイナンス 【マレーシア】国営電力とサイム自動車、EV普及で協力 日本の企業とも関わりが深い、というより大きな会社なので協業している。 IHI アンモニア使った発電事業へ マレーシアの電力会社と連携 テナガ・ナショナル社向け電力炭・連続航海傭船契約締結の件 川崎汽船と2016年から10年契約を結んでいるので、テナガ・ナショナルは後5年は...

インドネシア株 銘柄分析 インド・タムバンガラヤ・メガウ ITMG

高配当低PERの石炭工業会社 インド・タムバンガラヤ・メガウはインドネシアにある石炭工業会社である。 鉱物資源みたいなものはテンションが上がる。配当も6.22%とかなり高いので魅力的に感じる。 売上高は2016~2018まで右肩上がりで上がった後にズルズルと下げている。 参考 - Investing.comのITMGの財務指標ページ キャッシュフローも、投資や財務活動でがっつりキャッシュが出て行ってたりして 設備投資に伴う長期負債の返済とか大変なのかなあという印象。 石炭自体のエネルギーとしての未来も正直素人にはわからない。 全体的な需要としては緩やかにか急激に減少していきそうな感じはするが、 果たしてそうなのだろうか。 資源エネル...

バーテックスファーマシューティカルズ VRTX での含み損を耐えた話

襟川さんの名言を信じろ 1年と少し前、このグラフのちょうど左端くらいの236.02ドルでバーテックスファーマシューティカルズの株を買った。 それが、膝から崩れ落ちるかのような下落を見せて1年間。 今日何の気なしにポートフォリオを確認したところ 一時期は-30%という目も当てられない状況になっていたのがいつの間にか含み益にまで達しているではないか。(少しだが) あまり自分で考えて買った株ではなかったのもあって、ガクッと下がった時点から一旦存在を忘れようと思って封印していたのだが この持ち直しである。よかったよかった。 コーエーテクモという半分ゲーム、半分投資の会社の会長である襟川さん(正確にはその祖母)が言ったことには 「株で損する人...

SNSで見かける爆益も爆損も信じない方がいいという話

画像は簡単に加工できてしまう。 これは、私の今の資産である。とっても儲かっているのがわかる。 どうだろう、羨ましくなってこないだろうか。どうやってこの人は儲けたのか知りたくはないだろうか。 こんなに儲かっているのか、この人の言うことは信用できると思ったりしないだろうか。 私も結構してしまう、してしまうのだが危険である。 これは、楽○証券の自分の口座の表示を加工して作ったものだ。 注意喚起の記事を書こうと思って、ログインして1分以内で作れた。 つまり、それだけ簡単にこういう表示にすること自体はできてしまう。 たまに、SNS等で現在の含み益や含み損を公開して「一緒に頑張りましょう」と言ったり、 「私もこんなに損してます、耐えましょう」と...

米国株 デュオリンゴ DUOLINGO DUOL 銘柄分析

語学アプリ、Duolingoについての概要 DuolingoはIPOして割とすぐ後の2021年8月31日に134.50ドルで買った。 使っているサービスなので、配当もないだろうしガンガン株価が伸びていくイメージもなかったが応援の意味も込めてガチホしてやるぞという気持ちで買った。 買ったすぐ後は、少しだけ上がって140ドルくらいになったのだがそのあとはずるずる下がり続けている(現在80.17ドル!)。 直近ハイテク株含めて米国市場はダダ下がりだが、それと関係なくずるずる下がっていっている。 今のところ、そんなに儲かるイメージがわかないのでそれもそうかなという感じがする。 Duolingoは語学のレッスンを提供しているアプリで、インタラ...

米国株 株式投資 AT&T 銘柄分析

高配当に惹かれて買ってしまったが・・・。 配当の高さと、通信事業の安定性に惹かれて買ってしまった。(2021年) ただ、高い配当は「今まで」それが続いていただけであってこれから先も続くかはわからない。配当が継続・増配できるのは1株あたりの収益が増配額よりも上がっている場合か、もしくは手持ちの現金を取り崩したり資産を売って配当するしかない。 つまり、収益状況が悪化していけば配当が減る可能性が考えられる。 AT&Tがどうかというと、他社の方が契約純増数が増えていたりとこれから先少しずつ存在感を無くしていく可能性もあったり5GやMVNOなど新規性のある話題が抱負な業界なので安泰といえるかは定かではない。 また、配当も利益以上に出していたり...

インドネシア株 FKS・フード・スジャトラ・TBK・PT AISA 銘柄分析

インドネシアの食品メーカー、FKS・フード・スジャトラ・TBK・PTについての概要 コロナ以前から下がり続けていた株で全くコロナの悪い影響も受けているようにみえず、金融緩和や他国市場の好感の影響も受けているように見えない銘柄があって気になっていた。 その銘柄がFKS・フード・スジャトラ・TBK・PTだ。悪い影響を受けない理由も良い影響を受けない理由は、それらによって今更期待感が大きく変動するようなことがないからだと思われる。 というのも、この会社は大手食品子会社のコメ千トン押収、転売容疑 こういうことをやらかしていて、それによって多額の負債を作っている。かなりあやうそうな会社なのだ。 自分が目をつけていた理由としては これ以上悪い...