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高配当に惹かれて買ってしまったが・・・。

配当の高さと、通信事業の安定性に惹かれて買ってしまった。(2021年)

ただ、高い配当は「今まで」それが続いていただけであってこれから先も続くかはわからない。配当が継続・増配できるのは1株あたりの収益が増配額よりも上がっている場合か、もしくは手持ちの現金を取り崩したり資産を売って配当するしかない。

つまり、収益状況が悪化していけば配当が減る可能性が考えられる。

AT&Tがどうかというと、他社の方が契約純増数が増えていたりとこれから先少しずつ存在感を無くしていく可能性もあったり5GやMVNOなど新規性のある話題が抱負な業界なので安泰といえるかは定かではない。

また、配当も利益以上に出していたりと危ういところがあったりする。2018年にCATV事業を高額で買ってキャッシュフローを悪化させていたりと、正直筋がいいのかわからないと思うところもある。

通信事業自体、ネットワークインフラにガンガン投資しなければならずかなりお金がかかる事業といえ、長期負債が資本のうちかなりの割合を占めている。そのため、MVNO市場が伸びて収益率が落ちると結構打撃を食らう。

ただ、通信のトラフィック量に関して言えば全てのものがインターネットと接続する(ような)社会が来ると見込まれているため、今後も上昇傾向が見込めるはずでその中で通信事業自体の重要度は高まっていくだろうと考えている。

そのため、シェアが落ちても企業体質を改善すれば利益は出せると考えていて(競合より利益率が低く、おそらく無駄があると見ている)

なので、配当が維持・増配されていく方にベットして買ってみた。 今後どうなるかは見ていく。

ポイント

  • 高配当かつ1株あたりの値段が安め
  • 衰退していく産業ではない(はず)
  • 大きな通信事業会社が潰れることはなさそう
  • 財務的には負債比率が高い
  • 業界の収益状況の悪化の可能性

評価・まとめ

AT&Tの株がスピンオフされて、ワーナーブラザーズ ディスカバリー(WBD)の株価が分割された。

AT&Tの方はNISAで少額買っていただけだったので一般口座に移ることはなかったが、分割されたワーナーブラザーズ ディスカバリーの方が一般口座に移ってしまった。確定申告の煩雑さが増して面倒である。

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