11月の取引状況
売ったのは記事でも書いたことのあるレンゴーのみである。去年末から断続的に買い集めて、一度700円台割り込むことがあったタイミングでもガンガン買い集めた。最終的にポートフォリオの10%以上を占めていた。
2022年末に入って、じわじわと900円近くまで上げてきていたが利回りとの兼ね合いで魅力が薄れてきたと感じたので一旦持株を全部処分した。
利益幅がそんなに大きいわけではないが、売りをあまりしないタイプの自分にしてはかなり大きな利益額になった。
また下がったら買う予定ではいるが、同業の王子HDの方が継続的に下げている影響で利回りが高く当面はそちらの方が魅力的に感じられる。
売った利益等を使って、原油や資源高の影響で風向きの悪い銘柄のうち利益が出ているものを買っている。状況が悪くても利益が出るような体質の会社は、風向きが良くなれば好調になるだろうなという単純な連想からである。
一方で、原油や資源高が長引くことも頭に入れてそのような背景で上がってしまっている銘柄も少し買っている。(商社株など)
入るタイミングとしては最悪だなあとは思っているのだが、思った通りの動きをしなかった場合の自分なりのリスクヘッジである。
また、あまり手を出すことがなかった情報・通信セクターの小型株にも手を出し始めた。時価総額が低いわりに利益が出ているなと思う会社がいくつかあり、ROIC・PER的にも魅力的だったので物色を始めた。
12月は配当が払い込まれるのが楽しみである。売買で利益確定できた月ではあったが、基本的には上振れを期待しすぎない長期目線のバリュー投資であることを忘れないようにしたい。