5月の取引について
5月は決算の影響で上下したのと、全体が押しあがったことで分散している自分のポートフォリオも多少追い風をもらって上昇した。
取引に関しては、決算で発表された来季の見通しが保守的だと思われる元々保有していた銘柄の買い増しと買い入れ(藤倉コンポジット、南陽、テクノフレックスなど)、優待廃止銘柄で元々監視していた銘柄の新規買い入れ(九州リースサービス)などをした。
優待以上に持っていたクラレを優待単元まで減らして、その分他の優待銘柄に振り分けたりもした。(バンダイナムコ、ヤマハ発動機)
海外株は、米株は塩漬けで他は特に動くこともなく配当がきたら再投資というのを相も変わらず繰り返している。
「債務、さもなくば悪魔」という本に出てきた「ITなどで生産性が上昇すれば設備の価格や投資に占める人件費の割合が下がっていくが、価格が下落していない実物投資が投資に占める割合が高まる(P.133)」という考え方を知った。(本の論旨ではないが)
資本効率の上昇の恩恵を受けにくいのが不動産で物理的な建設投資の割合が高まっていくとすれば、値段と価値の差の上積みを掬いやすくなるのもまた不動産なのではないかと考えた。
建設・不動産関連はPERも低いが、結局大きくお金取れるところが儲かるのかなあなどと思案している。具体的な投資行動としては大きく変えていないが、元から好立地なところを持っている不動産会社や鉄道関連は漁っていたのでバルクの考え方で広く浅くカバーできればいいかという考えでいる。
わがままにも、6月も緩やかに上り調子の相場でたまに買い場が訪れるくらいを希望したい。