インドネシアの大手通信会社 テレコム・インドネシア・ペルソの概要 インドネシアの大手通信会社 テレコム・インドネシア・ペルソは1991年11月19日に誕生したインドネシア政府が52.09%の株を持つ国営企業だ。 日本でいうところのNTTに近いものだと考えて良いだろう。 テレコムセル(PT Telekomunikasi Selular)という携帯電話事業者やテレコムアクセス(PT Telkom Akses)というというブロードバンドインターネットサービスを運営する会社を子会社に持っていて、この辺はまさに日本で考えるNTTのイメージにぴったりではないだろうか。 2020年のアニュアルレポートの時点で固定ブロードバンド回線は800万人の加...
通信塔の建設・リース会社 サラナ・メナラ・ヌサンタラの概要 サラナ・メナラ・ヌサンタラは2008年にインドネシアのジャワ島の中部クドゥスに設立された。 事業は、通信塔を所有・運営する会社に投資して無線通信会社に通信塔をリースすることで成り立っている。 具体的にはPT Profesional Telekomunikasi Indonesia(Protelindo)の株式を所有して、 同社がスマトラ、ジャワ、バリ、カリマンタン、スラウェシなどの地域にある計21,381の通信塔を所有・運営することでなる。 Telkomsel, XL アクシアタ, インドサット等のインドネシアで主要の通信事業者を顧客に持っている。 2019~2020年にか...
インドネシア ジャカルタとスラバヤの不動産会社 パクウォン・ジャティの概要 パクウォン・ジャティは1982年に設立されたジャカルタとスラバヤを開発対象にした不動産会社である。 パクウォン・ジャティは用地の取得から不動産の開発、マーケティングから運用管理まで不動産のバリューチェーン全体を垂直統合した不動産のディベロッパーだ。日本でいうところの三菱地所や三井不動産などだろうか。 1989年にジャカルタ証券取引所に上場した最初の不動産会社とのことなので、まさにそんなとこだろう。 スーパーブロックという日本ではあまり聞いたことがないものを扱っていて、既存の街区をまとめて一つの大きなブロックのようにして商業ビルや住宅などが渾然一体となった生活...
マレーシア最大の電力会社 マレーシア最大の電力会社、テナガ・ナショナルは水力・火力発電や送配電事業をマレーシアだけでなく インドネシア、インドでも行っている国際電力会社である。 再生可能エネルギーへの移行も積極的で、再生可能エネルギーの普及に伴いEV用の充電設備の整備にも取り組んでいる。 Yahooファイナンス 【マレーシア】国営電力とサイム自動車、EV普及で協力 日本の企業とも関わりが深い、というより大きな会社なので協業している。 IHI アンモニア使った発電事業へ マレーシアの電力会社と連携 テナガ・ナショナル社向け電力炭・連続航海傭船契約締結の件 川崎汽船と2016年から10年契約を結んでいるので、テナガ・ナショナルは後5年は...
高配当低PERの石炭工業会社 インド・タムバンガラヤ・メガウはインドネシアにある石炭工業会社である。 鉱物資源みたいなものはテンションが上がる。配当も6.22%とかなり高いので魅力的に感じる。 売上高は2016~2018まで右肩上がりで上がった後にズルズルと下げている。 参考 - Investing.comのITMGの財務指標ページ キャッシュフローも、投資や財務活動でがっつりキャッシュが出て行ってたりして 設備投資に伴う長期負債の返済とか大変なのかなあという印象。 石炭自体のエネルギーとしての未来も正直素人にはわからない。 全体的な需要としては緩やかにか急激に減少していきそうな感じはするが、 果たしてそうなのだろうか。 資源エネル...
インドネシアの食品メーカー、FKS・フード・スジャトラ・TBK・PTについての概要 コロナ以前から下がり続けていた株で全くコロナの悪い影響も受けているようにみえず、金融緩和や他国市場の好感の影響も受けているように見えない銘柄があって気になっていた。 その銘柄がFKS・フード・スジャトラ・TBK・PTだ。悪い影響を受けない理由も良い影響を受けない理由は、それらによって今更期待感が大きく変動するようなことがないからだと思われる。 というのも、この会社は大手食品子会社のコメ千トン押収、転売容疑 こういうことをやらかしていて、それによって多額の負債を作っている。かなりあやうそうな会社なのだ。 自分が目をつけていた理由としては これ以上悪い...