2022年7月の取引

7月の総括

日経平均が26000円台くらいの時に買い増ししていた。長期保有して、配当の上がりで食べていくのが目的なので物色するのは配当利回りが高い、具体的には配当利回り2.5%以上ぐらいを目安として、かつ安定的に配当できそうな業種を物色している。

7月重点的に見ていたのは化学関連である。化学の知識が高校の化学Iで止まっているので何が起きているか分からないから買えないなと思っていた。しかし、まあ分からないことは調べるかくらいの気持ちで色々調べ始めた。

すると、化学反応を使って便利素材や製品を生み出していく化学メーカーはなんとすごいのだろうという尊敬の念に囚われ、すぐにでも買おうという気持ちになった。

化学関連は7月三菱ケミカルグループや、トクヤマなどが年初来ベースで見てかなり安値だった。それらは利回りで見ると、今の基準で配当を続けられるのであれば自分にとっては十分値頃だったので上記のような銘柄を買っていた。

今日現在で見ると、買った奴らは買値より上がっている。大幅に下がらなければいいかなと思っていたので、ひとまず安心である。ただ、結局下がっていたとしても震えながら掴み続けていただろう。

7月の失敗取引

私としては、最低限メーカーが作っている主要の化学品が何に使われているかを知っておきたい。信越化学工業に興味を持ったときに、信越化学工業が書いている今日からモノ知りシリーズの「トコトンやさしいシリコーンの本」を読んだ。

すると、シリコーンが自動車、鉄道、塗料など様々な形状、幅広い用途で使われていることを知った。参考として信越シリコーンのこのページ を見てほしい。

シリコーンって凄いという気持ちになってこないだろうか。私はなった。

なったので、他の情報をあまり見ずに信越化学工業を買った。買って、なんとなくうっとりした。

基本的に財務や業績に目を通してから買う、衝動買いをしない、というのを最低限のルールにしているので大きなルール違反である。7月の失敗はこれだ。

ラッキーなことに、買った翌日が決算発表で、どうやらそこで良い材料がでたようで株価がグンと上がった。しかし、こういう拾い方は良くないので今後はこういう取引はしないように気をつけたい。

直近は株価が上がっていて買い場がなかなかない。少し我慢して、下調べに徹する月になりそうだ。

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